糖質制限(ケトジェニック)で痩せる理由とメリット・デメリット

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食欲の秋ですね、美味しい旬の物がたくさんで体重が気になるこの時期・・・

スタイルや体重が気になってくるのではないでしょうか?

今回は以前にこちらのBLOGで触れたこともある糖質制限ダイエットの『糖質制限(ケトジェニック)』とは何か、についてお話ししようと思います。

 

糖質制限(ケトジェニック)とは?

糖質制限(ケトジェニック)とは何か

日々の食事の糖質を出来るだけ摂取しない食事法です。

※記事等によっては糖質制限とケトジェニックは別のものであると記されているものもありますが、決まった定義はないのでこの記事では同じものとして扱います。

 

糖質とは?

糖質とは三大栄養素「タンパク質・脂質・炭水化物」のうちのひとつ、炭水化物に含まれているものです。

炭水化物は糖質と食物繊維に分かれて、糖質は体に吸収され、食物繊維は体に吸収されないという特徴があります。

「糖質」というからには甘いものをイメージしてしまいますが、甘いものだけでは有りません。

穀物に含まれるデンプンも糖質なのです。

糖質は太る原因になるものですが、身体を動かすエネルギーでもあるので、必要なものなのです。

 

糖質制限をすると太りにくくなる理由

糖質は、タンパク質や脂質に比べ摂取時の血糖値の上昇が高く、その上昇を抑えるために「インスリン」が多く分泌されます。

インスリンは膵臓(すい臓)で作られるホルモンで、糖分を含む食べ物はブドウ糖に分解されインスリンによって血液に吸収されエネルギーとして消費されます。

しかし、取り込まれなかったブドウ糖は、これもまたインスリンの働きによって脂肪に変えられてしまいます。

 

糖質制限をすると、

ブドウ糖の摂取量が減る→血糖値の上昇が少なくなる→インスリンの分泌量が減る→インスリンの働きが穏やかになる=脂肪に変わるブドウ糖が減り、太りにくくなる ということです。

糖質制限をすると痩せる理由

糖質は体を動かすエネルギーなのですが、糖質制限をすることによって体内の糖質が枯渇すると体内の脂肪を分解してエネルギーを作ります。

この時に生成される「ケトン体」という物質が糖質の代わりとなり、エネルギー源になります

 

つまり、エネルギーを作るために脂肪を分解してケトン体を作ろうとするので脂肪が減るのです。

 

糖質制限のメリット・デメリット

メリット

・カロリー制限のダイエットで気を付けるべきことはカロリー制限で体重が減った時は、実は筋肉が減ったことによることが多いのです。

これは摂取エネルギーの減少からくる筋肉の分解による減少です。

しかし、糖質制限ではタンパク質を摂取すれば筋肉の減少を抑えられます。

・糖質の制限によって糖尿病の予防、糖尿病が影響するとされている病気の予防になります

デメリット

・炭水化物には糖質の他に、前述した「食物繊維」が含まれており糖質制限により食物繊維が摂れず便秘になる事があります。

糖質の少ない野菜等で食物繊維を摂るようにしましょう。

・糖質を極端に制限すると低血糖症の症状(眠気・めまい等)が生じることがあります。

 

具体的な実施方法

・1日の糖質摂取量の目安

適正糖質は一食で20〜40gとされていますので、多くても100gぐらいが目安になります

 

・オススメの食材

鶏むね肉、ささみ・・・低糖質、低脂質、高タンパク質

豆腐、豆乳・・・タンパク質が摂れる

葉物野菜、海藻類、きのこ類・・・食物繊維が豊富

 

・三食のボリュームのバランス

朝:昼:夜=3:5:2

夜は出来るだけ少な目の量を意識する

 

糖質制限をする事も大切ですが、勿論運動する事も大事です。

筋肉量を増やすトレーニングだけでなく、有酸素運動で消費カロリーを増やすのも良いでしょう。

運動することによってリバウンドしない体づくりをしましょう。

 

まとめ

・糖質制限とは炭水化物に含まれる糖質を出来るだけ摂取しない事である

・糖質が分解されたものであるブドウ糖が吸収されなかった余剰分が脂肪になる

・糖質を制限することによって摂取するブドウ糖が減り太りにくくなる

・体内の糖質が枯渇することによってエネルギーを作るために脂肪が分解される

 

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